私たちは、どこに向かっているのだろうか。
私たちは、生まれてから死ぬまで、何をするために生まれくるのだろう。
意図的なものでなくても、この世にいわゆる”生”を受けている人たちは、何かしらの”こと”をしている。
それを、言葉で表すと、役割だったり使命という言葉に当てはまるかもしれない。
しかし、これらのことを難しく考える必要はない。
それは、役割とか使命とかは、特別なことではないから。
これらは、特別な人だけに与えられるものでもないからだ。
では、人それぞれにどんな役割が課せられているのだろうか。
人によっては、その役割に担っていることが自然体の人もいれば、
プレッシャーに苛み、葛藤を抱えている人もいるかもしれない。
役割や使命とは、
自身の周りにある環境によって生み出されるものであり、
それは、この地球のあらゆるところで、おなじテーマを持つ人たちが
たくさんいるのである。
ただ、あなたはそこで、自分の役割を果たすべく、自分らしくいることが重要なのである。
自分らしくあるということは、
自分の運転手に身を任せること。
あなたの中に内在する、
己を信頼すること。
そのためには、
文字通り自分らしい行動パターンと選択が必要なのである。
本来ある自分の役割を果たすためには、
そこから、正しい場所と人を手にしなくてはいけない。
そのために、今、あなたがすべきことは、
あなた自身を生きるという選択をすることである。
誰でもない、あなた自身を。
複雑に考える必要はない。
ただ、自分の役割に徹するためにすることは、
自分自身を信じること。
自分自身を素直に受け入れ、認めることで、
あなたの肉体に付いたステップをただ繰り返すだけ。
すれば、あなたの運転手が、進むべき道をただひたすら進めていくのである。
あなたは、ただの乗客なのである。