人は、生まれた時から、常に選択というものに迫られています。
決断とは、
目の前にある案件や物(事)を、自分の意思で選択し、判断し決めるということ。
何をしたいのか。
どうしたいのか。
しかし、ときどきわからなくなるのはどうしてだろう。
自分で決めていると思っているが、
それは、自分では気がついていない、
もしくは、気づこうとしていない思考の癖が
出てしまっている時である。
それは、間違った選択を生みだすのである。
先日も、いつも1番ではなく、
したいこと、やりたいことの2番目以降を選択していないか!
と、とあるセッションを受けた際に言われた。
へ~~~??
そんな事ないと思うが、、、、
でも、テンテンテン、、、なのである。
自分の感情と正しく向き合い、
今、自分の感情を味わってみる。
なぜ、こんなに切ないのだろうか。
見るもの聞くものが、
私にとって、真新しいことであって、
そこに、ウキウキとした感情があるにも関わらず、
周りを気にして、いい子でいなければならない!
という、しがらみに押しつぶされ、
本当にしたいことを選ぶことが出来ない。
わかっているのだが、
それが、なかなか出来ないのは、
相手または周りの人から、怒られるのが嫌だし、
また、人から除者にされるのが嫌なんだよね。
いや怖いんだよ!
だから、当たり障りなく
周りの人に同調して見せるのである。
しかし、はたして、それが本当にいいのかは
別物である。
人は無意識に
本来の自分の答えから決断をするのではなく、
周りが気になり、そして、他人の答えを利用して決める時がある。
経験がなく、小さな時はそれでもいいかもしれない。
親が、”なぜ○○ちゃんと同じこと出来ないの?”
先生が、”そうするのが当たり前よ!”
と言った。。。
人知れず、子供たちはそうやって大きくなっていくのである。
小さい時に付いたこれらの無意識の行動は、
大きくなってからも癖でそこから抜け出すことが出来ずにいる。
だから、いつも自分本位の答えではなく
他人本位(相手本位)の答えを出してしまうのである。
他の人の条件付けではなく、
自分がどうしたいのか!を知るということ。
ここがとても大切な事であるはずだが、
現代では、本当に自分がしたいことがわからない人が多い。
『何を選んだらいいかわからないんです!』
セッションをしていて、
よくあるシチュエーションだ。
自分がしたいことが分からない時は、
決断も何もない。
決断をする。何かを決めるという時は、
対外いろんな刺激や問題がある時です。
問題が刺激であるというべきか、
外からの刺激によって、自分の問題がでてくるのかもしれない。
そして、人生の岐路と言うべき時も、
自分の行き先を選択し決断へと迫られていいる時です。
人生の岐路に差し掛かった時
あなたは、他人の人生を選んではいないだろうか。
自分事として人生を歩むなら、悩みも問題も、実は必要不可欠なもののかも知れない。
だからこそ、自分が何をしたいのか!
自分の軸を知ることが大切なのである。
あなたが自分の思い描く人生を送りたいと
少しでも願っているならば、ご自分の人生を歩んでみましょう。
自分の人生を歩むということは、
正しい決断をするという意識が必要なのです。
アドバイスや意見は、
あなたが自分で決断をする際の材料として捉えてみてください。
周りの人の意見を、参考にしたり尊重するということ。
その時、あなたがどう思ったのか、感じたのか
自分のもっとも信頼できる体の意識に耳を傾けることが大切なのです。
常に、自分にとって正しい決断をしていくことで、
人生が好転し、前進していくでしょう。
正しい決断は、他の人の人生ではなく
あなたの人生を歩んでいく為の道しるべです。
その際、比較分析ではなく、
あくまでも自分らしい基準がどこにあるのかを知ることから始まります。
それを知ることで、決断への道がスムーズになるのです。
やりたいのか、やりたくないのか。
反応したのか、無反応なのか。
それが好きなのか、嫌いなのか。
ピピッと来たのか、そうでないか。
しっくりくるのか、違和感を感じるのか。
自分の中の計りは、自分らしさ。
その、自分らしさの基準は、
最も信頼してもよい、拠り所からもたらされます。
その最も信頼してもよい拠り所が、
あなたの権威となりますが、
自分の正しい権威を知るということは、
自分の正しい選択をし、
正しいタイミングで方向性を促し、
あなたの人生を喜びに満ちたものへ運んでくれるのです。